運も実力のうちブログ

運勢と仲良くして楽しい人生を送るライフハックblogです。

承認欲求と表現欲求とゴッホとテオ

承認欲求と表現欲求

承認欲求って誰にでもあるので消せないと思うのだけど、それを外に求めすぎると海水を飲んでるのと同じくらい喉が渇くから、飲んでも飲んでも満たされないどころか渇くから、ちょっと外(の人)に求めるのをやめて、自分で自分を満たす方に舵を切ると、潤いますよ、っていうのは本当そう。

 

 

あんまり人に欲しがっちゃうと、その人の時間も体力も有限だし、なんなら気分や状況もあるからさ、相手できなかったり、最悪、疲れ果てて離れてしまうこともある。資源を枯渇させるようなものだから、それは本当にあなたのやりたいことなんですか?って思うから自分で満たすのは大事。

 

じゃあどうすればいいの?って私もずっと思ってきて、たくさんのことをやってきて、徐々に満ちてきて、年々自分で自分を満たせるようになった今だから言えるけど、

 

これって方法はないなと。

 

1つじゃない、いっぱいある。そして時間もかかる。だから片っ端から気になる方法を試していけばいいと思う。それが各種セラピーなのか、カウンセリングなのかコーチングなのか、スピリチュアルなのか、単純によい友達に巡り合い、楽しい時間を重ねることなのか、没頭する趣味に出会うことなのか、はたまた本なのか…それらのどれがあなたにヒットするか分からないから、とにかく片っ端から試していくといいと思う。

 

 

人によってはその中のどれかがすごくヒットして「わたしはこれで変わった!」と思うものがあったからこそ、その人はその方法を推してるだけで、自分も同じようなレベルの効能が期待できるかは定かではないよ。

 

でも、1つくらい何にでも得るものはあるから試してみたらいいと思う。

 

あとこれは、私自身もそうだし、私の周りの素敵な友人たちを見ていて思うのが、自分で自分を満たせるようになった人たちって、それが出来るようになるまで

 

諦めずに答えを求め続けたってところはポイントだと思う。

 

途中「満たせるようになったフリ」をしたくなるのよ。

すげーそれまでの道のりが苦しいから、「はいはい私はもう大丈夫、そういうの分かりましたから」って言いたくなるの。

 

 

でも何度も「分かった!」と思っても何重にも理解の底があって、その「底」の存在が自分でも見え隠れしているときって、苦しいんだよね。本当はここが終着点ではないことも、自分がその答えを本当は欲していることも分かっているんだけど、自分と向き合い続ける事の苦しみがハンパなさ過ぎて、その痛みを覚えているから、「もうここでいいや」と思い込もうとしている。美しい言葉や教えの後ろに隠れちゃう。

 

 

でも真に自分の人生を救いたいと思ったら、やっぱりそこの底は無視できなくて。(ややこしやー)「向き合い続けたらぁぁぁ!!!」とオラオラし続けた人だけがポン!と抜けて「え?こんな楽な世界あったんすか?」「しかも全部、自作自演だったんじゃないですか、はっずwwwww」となって、その人たちはキャッキャ笑いながら、それでも悩みがなくなったわけではなく、今日もうんうん言いながら生きているのです。軽やかに。

 

でね、承認欲求はそうやって小さくすることは出来るけど、消滅はしないというのが中澤の結論で、よくね「自分で自分を満たしていれば、他者へ求めることはなくなる」みたいな話もあるんだけど、それは時と場合によりにけりだと思うので御座候。

 

 

たとえば、表現欲求のある人。

 

わたしはこれがすごいある。

 

 

表現欲求ってさ、例えば絵を描く人、歌を歌う人、わたしならこうして文章を書く人や人によっては喋りっていう人もいると思う。そういう人たちって、ある程度のところまでは一人でお部屋でムッツリモクモク、デヘデへしながら自分の世界を創造することを楽しめると思う。

 

でも、やっぱり作ったものを誰かに見て欲しいし、ポジティブな反応が欲しいって思うじゃない。ここで承認欲求がやっぱりムクムク出てくる。この承認欲求をどう満たすかが、表現欲求のある人が大切にしなきゃいけないポイントだと思う。

 

わたしは究極、このたった一つでもいいんじゃないかと思う。

 

世界に認めてもらったり、お金になるかどうかは「結果論」だとしてそれ以前にたった一人の理解者を見つけ、その人が喜んでくれるであろうことを想像して創作を続け、世に出し続ける事だと思う。

 

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ゴッホとテオ

 

画家のゴッホっていますやん。

 

 

あの人高校卒業手前で中退してから、ずーっと定職につけなくて転々とフリーターをやっていて、20代後半から絵を描き始めて、それでもなかなか売れなくてやっと8,9年後くらいになってからその才能が「天才や!」って本当に小さく認められ始めて、絵も今の価格で40万円くらいで売れるようになった矢先に、37歳で自殺か他殺か分かってないみたいだけど、銃弾を胸に受け亡くなっているんだよね。

 

 

諸説あるけど、統合失調症を患いながら、自分の感情をコントロールできず、他者とうまい距離を取ることも出来ず、傷つけ、傷つけられ、頼みの綱の家族との関係ももう本当に最悪で、孤独という言葉では言い表せないほどの闇の中を生きたと思うんです。

 

そんな彼がどうして10年間も描き続けることが出来たかと言えば、たった一人の理解者である、弟のテオドルス(以下テオ)がいてくれたからなんですよ。

 

テオはゴッホの才能を高く評価し、社会や人、自分ともうまく付き合えないゴッホを精神的にも金銭面でも支え続けたわけです。途中喧嘩して音信不通になったりしたけど、仲直りしてゴッホが息を引き取るその瞬間まで、彼のそばにいたのですよ。

 

 

テオーーーーーーー!!!!(号泣)

 

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(画像はお借りしました)

 ちなみに私はエースが死んでからショックでワンピ読んでないから。ナルトもネジが死んでから読んでない!わたしの推しは早死にしがち。今はリヴァイ兵長がとっても心配!ねぇ、好きって言わなかったら長生きしてくれる!?それならわたし、身を引くことだって出来るよ!!?

 

 

すみません、取り乱しました。

テオの献身を思うと、いつもムネアツになってしまいまして。

 

 

 ゴッホは金銭的にも勿論そうですけど、自分を認め、作品を喜んでくれるテオの存在があったから、どんなに精神が不安定でも、どんなに社会的にうまく行っていなくてもテオが喜んでくれる限り、描き続ける情熱が絶えなかったのだと思うのです。

 

 

 そういう存在をたった1人でもいい、見つけて、大事にしてほしいのです。

 

 

その人が喜んでくれる。ただそれだけの承認欲求を満足させて欲しいのです。表現欲求を貫くために。表現欲求って三大欲求のどれかにとって代わるくらい大きなものだから、それをとどめてしまうと体がおかしくなるから。

 

 

やれ世間に認められるとか、やれお金になるだとかは、二の次。それを本当に欲したときはしかるべき手順を踏み、しかるべき場に出ればいい。そして今はネット配信があるから、だれでも自分の表現の場を持ち、自分で世界に発信することが出来る。とにかく発信しなきゃ、見つけてすらもらえない。ハンズアップですよ!手をあげなきゃ「ピカチュウ君に決めた!」ってならない!!ピカチュウは手を上げていないけども!!でもサトシの前には出てきたでしょ!?だから見つけてもらえたわけで!

 

 

でね、私がなんでこんなことをギャーギャー騒ぐかというと、何度も書いているけどわたし、このブログを書いても空から1円も降ってこないんですよ!マジでなんにもなんないの!!ついでに書籍化狙っているかと言われたらバカ野郎!!!

 

 

こんな赤裸々カミングアウトバラエティ、改めて本にでもなったら羞恥で死ぬわ!!!!親兄弟にどうやって隠せばええねん!!!!本名出てもうてんやぞ!!!?

 

 

そこを目的にもしていないんです。ただ、私が事業のこともプライベートのこともなんでも相談できる友人がたった一人だけいるんですよ。その子がいなければとっくの昔に個人事業なんて辞めていたと思うほどに、わたしがどんな状況の時も変わらず励まし、諫(いさ)め、私が何度も自分を諦めても、その子はずっと私を信じ続けてくれたんですよ。わたしの才能と可能性を。どんなに私が周りの人たちからバカにされて、安く扱われて、自分の存在を小さく見積もってしまったとしても、そういう火の粉を払ってくれるかのようにいつも「あなたはそんな扱いを受ける人間ではない」そう言って、何度も何度も立ち上がる勇気をくれた、たった一人の戦友が

 

 

「ミンちゃんのブログ面白いからいっぱい読みたい」

 

って言ってくれたのが嬉しかったから!!!

その子に認めてもらえたのがすごく嬉しかったから!!!

たったそれだけの理由で1記事4時間くらい異常な熱量をかけて書いておますのや!!!!その子に笑ってほしいが為に!!!

 

 

でもそうやって始めたこのブログがもはや「生きがい」と言えるほど私の表現欲求に自由を与え、生きる喜びと深い充足感を与えてくれているんや!!!今までどれだけ仕事を頑張っても、趣味を頑張っても、友達と遊んでも恋人を作っても、何しても満たされることがなかった「生きている実感」と「生きる喜び」がもうこれでもかッってくらい満たされてしまって、お金も定職も若さも美貌もなんにもないし戸籍もキレイなままだけど!!!!!

 

 

幸せだと言うしかない状態まで連れてきてくれたんや!!!!

 

 

 

まずはそこから!表現の喜びを燃やし続ける事が、結果自分の生きる力になるからとにかく表現しよう!承認欲求はテオがいればいいのよ、まずはテオ!!テオの確保!!

 

 

え?でもテオに愛想をつかされたらどうするのって?

 

 

 

 

知らんし!!!!!!

 

そんな先のことを心配してもしょうがない!!人間、仲いい時もあればそれぞれ別の道を歩む時が来ることだってある!てかそんなん当たり前だし!経験が増えれば価値観も変わるんだから、価値観が変わったら一緒にいて楽しいと思う相手だって変わるのはそりゃ諸行無常の響きありって鎌倉幕府の前からの常識だからね!?それに仲違いした後もどうしても仲直りしたかったら「ゴメンぬ」って素直に謝ってみりゃいいじゃん!結果はどうなるか分からないけど、また仲良くなれるかもしれないし!だから今しかないんだよ!「今」をもっと見ようよ!今はテオがいるんでしょ!?そしたら今のテオとの関係や喜びをもっともっと味わうことに集中しようよ!!そしたら万が一別れたって、一生テオに感謝して、表現を続けられると思うよたぶん!!わたしもまだなってないけど、たぶんそう!!行ける、最終的に感謝で行ける!!!だから今を楽しめ!!

 

 

で、そうやっていくうちに、あなたにとってのテオは増えていくから。

 

わたしのテオも増えています。今は7人くらい、すごくすごく私が嬉しいリアクションをしてくれる人がいる。みんな女子なんだけど。現実だけでなく、文字の世界においても男と分かり合えないことに超絶ビックリするけども。わたしはその7人のテオたちに向けて今書いているよ。やだ、7人のテオとかちょっとかっこいい。

 

 

そうこうしてる内に、段々と自分自身がテオになっていく。自分を喜ばせるところにフォーカスが行くようになるから。

 

 

だから承認欲求は健全に満たして

自分の人生を楽しもうぜって話。

自分が楽しんでると、周りもなんだか楽しんでくれるから。

 

 

さよならソルシエ 1 (フラワーコミックスアルファ)

さよならソルシエ 1 (フラワーコミックスアルファ)

 

 

この漫画のテオが鬼かっこよく、ゴッホゴッホでクッソ可愛いくて、フィクションだと分かっていてもなんかゴッホとテオの生涯が決して暗いだけのものじゃなかったのかも知れないと思えて、いと救われた気持ちになった、著者のゴッホとテオに対する愛と敬意を感じる秀作☆彡

 

 

喜び多き人生を\(^o^)/